手足口病流行について
[2022.08.17]
手足口病について
乳幼児を中心に夏場に感染拡大する感染症「手足口病」が、都内で流行しつつあります。
東京都で8月4日、患者数が三年ぶりに基準を超えたとして警報を発令とのニュースがありましたね😥
手足口病の症状
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。 発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。 ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。
原因
手足口病は、 ウイルスが原因で症状がでます。
最も一般的なのはコクサキーA16ですが、この他のエンテロウイルス71なども原因となります。
治療
残念ながら特効薬は存在しません。皮膚症状に合わせた軟膏を処方いたします。
また熱や痛みがある場合は解熱剤や痛み止めなどの対症療法で経過を見る治療となります。
その他
手足口病では、発熱や下痢、頭痛、だるさ、口内の発疹で普段通り食事や水分を摂れない、などの症状がなければ、保育園や学校を休む必要はないとされています。
白山通り皮フ科 JR巣鴨駅より徒歩1分