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老人性イボ(脂漏性角化症)とは

[2022.07.11]

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)とは

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)は手でさわると、わずかにもりあがったシミです。

個人差はありますが30代頃より出現し、加齢とともに増える皮膚の良性腫瘍です。老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)とも呼ばれます。悪性化することはありませんが、自然治癒することはなく少しずつ大きくなったり、年々数も増えてきます。気になる方は、治療をお勧めします。

症状

わずかに盛り上がったシミが日光が当たる首、頭、顔に多く見られます。その他、身体の皮膚どこにでもできます。

色の濃さはさまざまで、皮膚と同じ色のものから黒っぽい茶色のものまであります。大きさは数mm~3cmくらいで、盛り上がりの程度も様々です。表面がザラザラとしているのが特徴です。炎症を起こして、かゆみを生じることがあります。

原因

主な原因は、紫外線の影響と皮膚の老化です。

 

治療

いくつか治療法がありますが、当院では液体窒素による凍結を実施しております。

  • 液体窒素による凍結

    老人性イボに対するもっとも一般的な治療法であり、ほかの治療法と違って麻酔を必要としません。-196℃の液体窒素を、綿棒を使ってイボに当て、数秒ほど凍結させます。凍結後は、3週間前後で自然にイボが取れてきます。イボが大きいと数回の治療を繰り返す必要があります。
    簡単な治療ですが、軽い痛みが1~2日ほど続くことがあります。また、あまり強く凍結させると水ぶくれや血豆ができることもあります。ただし、水ぶくれや血豆ができるぐらいしっかり凍結させると、1回の治療で平らになります。治療後は少し炎症が起こるため、色素沈着が残る場合があります。

日常生活での注意点

紫外線が原因の一つであるため、外出する際には、日焼け止めや日傘で紫外線対策を行いましょう🌞😎

 

 

白山通り皮フ科🦆 JR巣鴨駅より徒歩1分

 

 

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