酒さ・赤ら顔
💠「酒さ」とは
酒さは「赤ら顔」とも呼ばれ、鼻や頬、おでこなどに赤みやニキビのような症状がでる病気です。
皮膚の症状に加えて、ほてりやヒリヒリ感などもみられます。
30~50歳代に発症しやすく、男性よりも女性に多い傾向があります。
💠「酒さ」の症状
主な症状 | その他症状 |
・顔の赤み ・赤い盛り上がり ・膿をもったブツブツ ・毛細血管の広がり |
・ほてり ・ヒリヒリ感 ・皮膚の乾燥 ・むくみ ・目の痒みや充血 |
「酒さ」は大きく4つのタイプに分類されています。複数のタイプの症状がみられることもあります。
・紅斑毛細血管拡張型
顔が赤くなり、毛細血管の広がりがみられます。。
・丘疹膿疱型
赤い盛り上がりや膿のたまったブツブツがみられます。
・瘤腫型
ごく少数の例が鼻瘤(びりゅう)を最終的に形成するようになります。鼻の皮膚が厚くなり、こぶのようなものができます。
・眼型酒さ
眼の充血、異物感や痒み、乾燥、まぶしさを感じます。
💠酒さを悪化する可能性があるもの
酒さの原因は明らかになっていません。日光や温度などの外部環境、精神的ストレスなどの内部環境、様々な要因で発症すると考えられいます。
悪化させる可能性があるものとして激しい温度差、紫外線、過度の洗顔、熱い飲み物、香辛料、アルコール、ストレス、医薬品などが挙げられますので、これらを避けるようにしましょう。
特に、低刺激な洗顔料で優しく洗顔し、適切な日焼け止めを使用することが重要です。
💠酒さの治療法
酒さは慢性的に経過しますので、治療のゴールは酒さの不快な症状を最小限にし、副作用の少ない治療を継続することです。
内服薬 | 外用薬 | レーザー治療・光線治療 |
・抗生剤 ・漢方薬 |
ロゼックスゲル その他症状に合わせて、軟膏を併用することがございます。
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