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手荒れ(手湿疹)について

[2022.06.09]

?コロナウイルス対策で、アルコール消毒や手洗いの回数が増え、手荒れ(手湿疹)でお悩みの方が増えております。

?手湿疹

手湿疹とは、手の皮膚への刺激やアレルギー反応などが原因で生じる皮膚炎です。

症状が軽い“手荒れ”がさらに進行した状態と考えられており、皮膚の見た目だけでなく、かゆみや痛みなどが生じます。

職業柄、化学物質を含む洗剤や水を多く使用する美容師や調理師、また炊事や洗濯など水仕事の多い主婦などに多い疾患のため「主婦湿疹」とも呼ばれています。

 

 

?手湿疹の症状

手湿疹は皮膚の赤みやかゆみを伴う紅斑、小さなブツブツなどの症状が混じり合って発症します。

手湿疹の症状は、カサカサして乾燥するタイプと、水疱ができるなどしてジュクジュクするタイプがあります。

 

?手湿疹の治療

<基本的な治療>

  • 原因となる刺激やアレルゲンを避ける。
  • 乾燥すると症状が悪化するので、保湿剤やハンドクリームなどを用いて保湿する。
  • かゆみや痛み、赤みが強い場合はステロイド外用薬を使用する。

<普段の生活でできる予防対策>

・水仕事が多いと手の皮膚の脂分を奪ってしまうため、症状が悪化します。
 できるだけ水や洗剤に触れないよう、ゴム手袋を使用しましょう。
 ゴム手袋で手が荒れる方は、ゴム手袋の下に綿の手袋などを着用しましょう。

 当院でも100円にて綿の手袋を購入できます。

・手を洗ったあと、水仕事をした後は必ずハンドクリームで保湿しましょう。

・アルコール消毒を頻回にした場合も手が荒れやすくなります。

 アルコールは皮膚の脂分を奪い手荒れの原因になりやすいためです。

 こちらの場合も小まめに保湿剤やハンドクリームなどを使用し保湿をしましょう。

・痒みや赤みがでたらはやめに皮膚科を受診しましょう。

 

 

白山通り皮フ科? 巣鴨駅より徒歩1分の皮膚科

 

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