秋花粉はじまっています
秋の花粉症
花粉症というと春のスギ花粉のイメージが強いですが、春だけのものではありません。
最近外に出ると「目の周りがかゆい」「鼻がムズムズする」「体がかゆい」という症状があるかた。もしかすると「秋花粉」が原因の可能性があります。花粉症の人のうち、約15%が秋に症状を訴えています。
秋花粉が原因であれば10月ごろまで症状が続きます。薬の内服をすることで、煩わしい症状から解放されるので、お困りの方は受診をおすすめします。
秋花粉の種類
秋の花粉症の主な原因は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ
見た目を覚えておくと対策しやすいです。
秋の花粉症の時期
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラの花粉が飛散する期間は、8月~10月です。
飛散量のピークは9月ですが、関東でブタクサの花粉が飛ぶ期間は長く、12月頃まで飛散することもあるそうです。
その他のアレルギーとの鑑別
秋花粉が原因でアレルギー症状がでているかは血液検査で調べることが可能です。
当院では一度に39種類のアレルゲンを検査できますので、検査することでアレルゲンへの対策が可能になります。
日常生活でできる対策法
秋の花粉症に対しては、スギやヒノキのように花粉の飛散情報が出ることはありません。
自宅や会社や学校の近く、通勤・通学や散歩、ジョギングで利用する道などに、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラといった秋の花粉症の原因になる植物がないかをチェックし、できるだけ近づかないようにしましょう。
秋の花粉症対策も、できるだけ花粉を浴びないようにすることが基本です。
症状があり、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラが庭などに生えてる方は除草をおすすめします。
JR巣鴨駅より徒歩1分 白山通り皮フ科